経験曲線効果とは?意味や事例、学習曲線との違いを踏まえ分かりやすく解説

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生産業に従事していらっしゃる方や大学で経済学を学んでいる方は耳にしたことがあるだろう経験曲線効果。特に、大学の授業やスクールで経験曲線効果が~~と教授の言葉を聞いても理解できなかった人はいるのではないでしょうか?今回はそんな経験曲線効果について、現役大学生である私が分かりやすく解説していきます。

経験曲線効果とは

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経験曲線効果とは、仕事をこなすうちにノウハウが蓄積されていく事によって作業能率が上がり製品1単位あたりの平均費用が低減する効果を指します。グラフの見た目から、エクスペリエンスカーブ、経験効果とも呼ばれる事もあります。

製品1単位あたりの平均費用と聞くと製造業だけに当てはまる言葉だと捉えられがちですが、実はサービス業にも当てはまるのでしっかりと押さえておく必要があります。

具体例を挙げて解説をすると

製造業

商品Aを製造していたが、初めのうちは手探りで作業をしていたため失敗作が多く出来上がったり作業もぎこちなかった。しかし、長く生産を続けていくうちに従業員がコツを掴むようになり、失敗作が全く出ずさらに1時間あたりの生産量も増えた

サービス業

来店者が多い店舗があった場合、スタッフがたくさんの接客をこなすことによってマニュアルが累積され、人材育成が捗る。そのようにして成長した社員が別店舗を経営し、培ったマニュアルを基に少人数運営をする事で人材コストを削減できた。

このような恩恵が経験曲線効果によって享受できるわけです。

ここで注意してほしいのが累積生産量

文字通り累積ですので、今まで作り続けた商品ではなく新たに商品を製造するとなった場合、今までの累積量はノーカウントとなり、新たにノウハウを蓄積し、マニュアル化を進めていく必要があります。

範囲の経済とも似ていますね。

経験曲線効果と学習曲線の違い

良く経験曲線と学習曲線は混同して捉えられる事が多いですが正確には異なる曲線です。経験曲線の本質は、同じ作業を繰り返す事により生産コストを下げる事にあります。これに対して、学習曲線の本質は、費やした時間によって成果が伸ます事にあります。

下記に示してある学習曲線は、物事に費やした「成果」と「累積時間」の2軸を用いた曲線です。

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ここで注意すべきはギャップ。

現実は非情なもので必ずしも時間を費やせば費やした分の効能がいつも得られるとは限らないのです。例えば、偏差値40の生徒が一生懸命勉強して偏差値60を目指したとしましょう。この生徒が初めに勉強するのは単語・文法であり、大きな得点源である長文の勉強に移る事はまだできません。よって、長文学習に入るまで相当な時間を英語に費やすわけですが、偏差値は伸び悩みます

この現実と理想のギャップに躓いて挫折を経験する生徒が殆どなわけですが、諦めずに勉強を続けていれば自ずと長文演習を積み目標の偏差値60を更新できるわけです。

何事も最後まで諦めずに取り組むこと。これが一番の成功への近道です。

まとめ:積み重ねを意識しよう

今回の記事はいかがでしたか??私は常に経験曲線・学習曲線を意識して物事に取り組んでいます。このブログ活動もしかりです。はじめのうちは全く成果が見られなくてもPDCAサイクルを回して適切な手法を取り成功への階段を上っていくわけです。

この記事を読んでくれた皆様も上手くいかないことが続き投げ出したくなる時もあるかもしれませんが、そのような時にめげずに取り組むことでコツコツとアップグレードしていきましょう。

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