規模の経済とは?~事例を交えて分かりやすく解説~

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現代ビジネスは以前に比べて目まぐるしく入れ替わり流入しています。この流れに合わせて、新たなデジタル戦略やプラットフォームビジネスが出現し過去の経営戦略は見向きもされない事も多々あります。

しかし、この流れに反する形でデジタル時代以前から現代に至るまで継承されているビジネスモデルが存在します。それが規模の経済です。そこで、今回は規模の経済について分かりやすく解説していきます!

規模の経済とは

規模の経済とは規模(売り上げ高)が増えると、製品1単位当たりの製造コストや提供コストが低減する事を指す。その主原因は固定費の分散を指します。
こ説明だけ聞いても恐らく理解する事が難しいと思いますので簡単な例を挙げてみます。高級家具工場をイメージしてください。
この工場の固定費は1億円
一日で100個の家具を製造し1つ10万円で売っています
すると、一日の売り上げは100個×10万円=1000万円の計算になりますよね
この場合の製造コストは1億÷1000万円=10万円
売上を上げた場合(販売個数を上げるor商品単価を上げる)
1日の売り上げが5000万円になったとしましょう。
この場合の製造コストは1億÷5000万円=2万円
このようにして、規模の経済を効かせて製品1単位当たりの製造コストを低減させるために規模の経済の考えは適用されているわけです。
少し話は膨らみますが、似たような考えを家事に応用すると浴槽の残り湯で洗濯する事も規模の経済を応用した考えと言えるでしょう。

規模の経済の事例

皆様も御なじみのセブンイレブンは、規模の経済をいち早く活用し成功した企業です。彼らはドミナント戦略を導入し規模の経済を効かせていきました。
ドミナント戦略とは、特定の地域に経営リソースを投資しその地域での支配的なシェアを確立する戦略を指します。
つまり、セブンイレブンは競合コンビニチェーン店が出店している地域の近くに新店舗を構えたり、セブンイレブンの近くにセブンイレブンを立てるなどして圧倒的シェアを誇ったのです。
この成功の裏には規模の経済による恩恵があったのです。
コンビニなどのたくさんの商品を取り扱う企業にとって流通は命です。そこで、店舗間の距離を縮める事によって輸送コストの低減を図ったのです。まさに、これが規模の経済と言えるでしょう。

規模の経済のまとめ

規模の経済は。文字通り事業を展開するうえで大規模に拡大していくことで、コスト低減・大量の顧客獲得を狙う考え方です。
つまり、大企業にとっては今すぐ実行した方が良い戦略ですが、スタートアップ企業等は経営資源の関係上取り組みずらい戦略です。
大企業には大企業、中小企業には中小企業の戦略を意識して市場競争に向き合いましょう。

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