ネット広告とは?種類や仕組み、広告費の割合を解説

ネット広告

IT技術が進み、誰もが気軽にインターネットにアクセス出来るようになった今、ネット広告の需要は右肩上がりで増加しています。4大マス広告の広告費と反比例して広告費を増加していくネット広告は今後の主流ビジネスになるといえるでしょう。しかし、ネット広告について良く分からない方やどの形式の広告を利用した良いのか分からない方も多いのでしょう。そのような方の為に今回の記事は、ネット広告の種類やそれぞれの仕組み、メリットについて分かりやすく解説しています。

ネット広告とは何か

ネット広告とは、インターネット上に掲載される広告です。インターネット広告の略称であり、デジタル広告とも呼ばれる事もあります。

代表的な例として、Google広告やYouTube広告が挙げられます。インターネットを利用する方であれば、一度は目にした事があるはずです。

1990年代半ばに初めて実装され、インターネットの普及に伴いそのプレゼンスを順調に挙げています。インターネットと聞くと、パソコンをイメージする方も多いですが、スマートフォンに表示される広告も立派なインターネット広告に該当します。

日本の総広告費とネット広告費の割合

2020年時点における、日本の総広告費は6兆1,594億円です。新型コロナウイルスの影響により、前年比88.8%と下落してしまいましたが徐々に回復の兆し見せています。

しかし、総広告費は減少したもののネット広告費は伸長し2.2兆円の規模で総広告費全体の36.2%の市場を占めています。

特に、運用型広告は前年比109.7の成長を見せネット広告費全体のうち8割を占め、今後もその需要は伸びていく事でしょう。

この背景には、動画配信サービスやSNSといったテクノロジーサービスの成長があります。これらが普及し、ネット広告が現れる場面が増える程、ネット広告費の成長可能性は上がっていくのです。

参考:「2020年 日本の総広告費は約6兆円(前年比88.8%)だがネット広告は伸長 電通が最新レポートを公表」|ECのミカタ

ネット広告の代表的な種類とその仕組み

ネット広告の種類とその仕組み

ネット広告の世界では、時代に合わせて様々な種類の広告が登場します。検索キーワードに関連表示されるリスティング広告やYouTube広告に代表される動画広告などなど。ここでは、近年扱われる事の多いネット広告の種類とその仕組みを紹介しています。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、webサイトやブログ、スマホアプリの広告枠に表示される広告を指します。この広告は、バナーで表示される事も多くバナー広告とも呼ばれます。ディスプレイ広告は訴求したい内容を視覚に与えられるため、認知拡大を目的に活用される事が多いです。

リスティング広告(検索連動型広告)

リスティング広告とは、Googleなどの検索エンジンに入力したキーワードに連動して表示される広告を指します。そのため、どのキーワードで検索された場合に、広告を表示させるのかを予め決めておく必要がありその運用は非常に複雑です。しかし、検索されたキーワードの関連情報として広告を出す事が多いため、それなりの効果は見込めます。また、運用の仕方によっては大きな費用対効果を見込めるため、そのニーズは年を重ねる毎に増しています。

ネイティブ広告

ネイティブ広告とは、文字通り広告媒体に自然と溶け込むように作られた広告を指します。SNSならば投稿形式、Googleなどの検索エンジンならば記事形式で広告が表示されます。ネイティブ広告にはPRや広告との表示がつけられますが、他の広告よりも嫌悪感を抱かれる事が少なく、上手くいけばさらに拡散される可能性も秘めています。

動画広告

動画広告は、動画を用いた広告です。この広告は他の広告と比較して、視覚に訴求しやすく情報量も多いため、その需要は増すばかりです。2020年時点では、日本における動画広告費用は前年比121.3%上昇の急成長を見せています。

代表例として、コンテンツの開始前や途中で挟まれるYouTube広告やSNSの投稿で流れてくる動画広告が挙げられます。皆様も一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

ネット広告において、動画広告は重宝され特にInstagramやTikTokのような動画プラットフォームとの親和性が高く利用される事が多いです。

ネット広告のメリット

ネット広告が需要の高まりを見せる背景には大きく分けて3つのメリットがあります。総じて言えるのは、デジタル化により見えなかった情報が可視化されたことが原因です。従来のマス広告では出来なかったことが、現代のネット広告によって可能になったのです。それでは、ネット広告のメリットについて見ていきましょう。

綿密なターゲティングが可能

ネット広告の最大のメリットは選定したターゲットに対して精度の高いイメージ訴求を行えることです。テクノロジーの発展に伴いデモグラフィクス変数(年齢や性別など)やジオグラフィック変数(位置情報など)を用いて、狙いのターゲットに精度を高く広告を表示させることが出来ます。

これまでのマス広告では、都道府県レベルでの絞り込みが限界だったのに対して、ITを通じて位置情報を掴みユーザーの情報を分析する事で緻密なターゲティングが可能になりました。

デジタル化に伴い、ユーザーのタッチポイントが増えたことでネット広告による恩恵はますます大きくなるでしょう。

精度の高いターゲティング広告について詳しく知りたい方はターゲティング広告とは?仕組みや種類、規制について解説の記事をご覧ください。

双方向性のコミュニケーション

ネット広告は双方向性の特徴を持ちます。これにより、広告主とユーザーの体験型コミュニケーションを実現し、広告主とユーザー・ユーザーとユーザーのコミュニケーションを基に情報を伝播する事が出来ます。

例えば、Twitterのネイティブ広告を発信した際にユーザーからのリプライを受け、反応を確認したりそこから生まれたユーザー同士のコミュニケーションにより、企業はこれからのマーケティングの方向性を定めることが出来るのです。

更に、その広告が評価されユーザーが拡散をした際にはさらなるファンの獲得にもつながるでしょう。

双方向のコミュニケーションにおけるマーケティングについてはインタラクティブマーケティングとは?意味や事例を分かりやすく解説の記事をご覧ください。

リアルタイムの効果測定

ネット広告は、広告のクリック率から目的までのコンバージョン率をリアルタイムで確認出来ます。

また、ユーザーがどのような経路で商品を購入したかのか・その広告をどれくらい眺めたのか・どこに興味をそそられたのかがアクセス解析によって明らかになります。

従来のマス広告では、投資対効果(ROI)を正確に算定する事が困難でしたが、cookieやアクセス解析ツールの登場により簡単に把握しPDCAをこれまで以上に早く回せるようになったのです。

まとめ:目的に応じたネット広告の使い分けが大事

現代では、インターネットの普及により誰でも簡単に広告を打てる時代になりました。

しかし、最適な広告媒体を選ばないと本来よりも費用対効果が低下する可能性があります。ネット広告を打つ際には広告種類別の特徴を理解しておかなければなりません。

また、ターゲティングに際してもマーケティングの知識が無いと効果が得られないでしょう。広告を導入したいけどどうやって動けば良いのか分からない方は専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

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